2018年5月にドアパンチによるの被害、車が凹み気持ちも凹んでいました。
そんな時、地元の友人からお話を聞いた。
友人:「デントリペアで車直したんだ〜、自爆して凹んじゃってさ。でも今こんな感じだよ!」
僕:「え?どこが凹んでいたの?」
友人:「(スマホ写真スッ)こんな感じだった」
僕:「まじか!(凹み写真から想像できない衝撃的な綺麗な仕上がり)」
その友人から紹介していただいた、千葉県君津市にある
カーリペアーワークス 星空
さんでお願いしてきました。私の車の凹みも直るのかワクワクしながら向かいました。
ちなみに私の車の凹みはこんな感じです。
もくじ
カーリペアーワークス星空
今回修理していただいたお店は、カーリペアーワークス星空というところです。
生貝(いけがい)さんが作業してくださいました。生貝さんは千葉県鋸南町の方で、そちらで出張専門でデントリペアを行っていたそうです。
その後、君津市内にお店を構えて、今に至るそうです。
デントリペア専門店になります。
長年のお仕事に対する熱意と、数百台を扱ってきた確かな腕前です。
以下のサイトは、星空さんのブログのページです。衝撃的なブログでした。アウディTTがヒョウによってベッコベコにされていたのが持ち込まれ、これを修理したそうです。天災は最悪ですね…。
付箋の数は、凹みの数だそうです。これを1個1個手作業で直したそうです。海外車でも問題なくリペアできる腕は確かなものと思います。
ブログからお店のホームページに移動できますので、気になる方は見てみてください。
トヨタ86 凹みの修理お見積もり
さて、私の車の修理についてです。
以前の記事で写真を貼りましたがこちらにも貼らせていただきます。
凹み修理の専用ライトで見ると凹みがよくわかります。
この凹みは一つに見えますが、3点押されているようです。なかなか凹みは深くて、深くて5mmくらいの凹みだそうです。長さは5cmくらいでした。
お見積もりは、大きさによって事前に提示していただけます。難易度によっては多少上下するかもしれないが、最初の提示額と修理後の額に変化はなかったので費用に関しても安心でした。
お見積もり費用が希望に合わない場合は、断ることができますので気軽に相談してみてください。
こちらの凹みで、見積もり金額は2万円でした。ネッツトヨタでの見積もりは3万5千円でしたので、安すぎてびっくりしました。すぐにお願いしますと言いました。
凹みの調査
凹みの調査をすぐに開始しました。まずは修理ができるかどうかの判断をするためです。
窓ガラスの隙間から工具を入れ、後ろから押すことで比較的安易に作業ができるそうです。
まず、窓ガラスの隙間から工具を入れてみますが、工具が入らない…
ということで、内張りを剥がして、中の調査
中から凹みを押すことができるか、確認中。
結果…フレームがあり、内側から押せないということに!
でも修理方法がないわけではなく、表側から引っ張る方法でやることになりました。
ただし、リスクが!塗装の上から、凹みを平らにして、引っ張り作業を行い、また平らにしては、引っ張るといった作業になります。
この引っ張るという作業のときに塗装はがれがごく稀に起こるそうです。100台に1台くらいだそうです。
なので、車のオーナーの判断でこのままデントリペアを続けるか、このままにしておくかの判断を委ねられます。
もし、塗装が剥がれてしまうと、鉄板がむき出しになり、サビにつながります。錆びてしまうと最悪なので、すぐに板金塗装してもらうことを勧められます。
板金塗装は、ドア一枚分の塗装を剥がし→凹みの修理→塗装しなおし ということになり、一般的に7〜10万円かかるそうです。
「くっ、、、悩みますね…」
生貝さんを信じて、「お願いします!」
表からの作業は、内側から押すのと比較して、工数が多くなるそうです。しかし、見積もり費用に影響はなかったです。助かりました。
ガレージについて
外での作業は、明るすぎると凹みが見えづらいそうで、お店の中で安定した照明の中で作業をできるようにしたそうです。
大きい車も入るそうです。
生貝さんは自分で作ったりするのが大好きなようで、お店の床のタイル塗り壁など自分でやったそうです。凄すぎ。
また、いたるところにHOSHIZORAと書かれたアイテムがありました。看板、ステッカー、缶バッチなど自分で作っちゃったそうです。すごい。
これはG”artの作品だそうです。君津では名高いG”artです、色々なお店の看板や、壁画、エアーブラシアート、カスタムペイントを行っているそうです。作例を見ると、あれ、この看板見たことあるー!というのも多かったです。看板制作要望があれば、声かけしてみてはいかがでしょうか?
https://www.g-art666.com/index.html
86凹み修理開始
光の当たり方ではよく見える、結構ひどい凹み方です。
工具を取り付けます。
これの取り付け方は、グルーガンでボディに緑のやつを直接つけています。
そしてこれを力強く引っ張ることで、凹みを戻していきます。
銀色のアイテムで引っ張り、特別な溶剤を使ってグルーガンで接着した部分を剥がします。
この引っ張り作業のときに、塗装まで剥がれてしまうことがあるそうです。
さて、肝心の一発目
生貝さん「Ryoさーん、いきますよー」
と声がかかりました。緊張の一瞬
バアアン!!
すごい音とともに引っ張られ、塗装は…
セーフでした。よかった。しかし、何度も何度も繰り返すので、最後まで安心できませんでした^^;
グルーガンでくっついていたものが、写真にある黒い丸いやつです。
何度も何度も引っ張るので、この黒いやつが大量にありました。
13時に作業開始し、16時くらいまでぶっ続けで作業してくださいました。フレームの上に凹みがあったことが災難、お手数をおかけしました。。。
作業の様子
生貝さんとお話ししながらだったので、3時間近くかかったのですがあっという間でした。
最初の写真とはもう違いがわかると思います。
引っ張っては工具で平らにしていました。
少しづつやらないと、余計な凹みを作ってしまうかもしれないし、また塗装が剥がれてしまうかもしれません。職人さんの技で丁寧に作業を進めていきます。
星空のユニフォームとともにかっこいい背中です。
こちらの写真はだいぶ終盤です。私はもう綺麗じゃないですか!と言っても、
「いや、まだ0.数ミリの凹みが見えるでしょう?」と言って作業してくださいました。お客さんの納得はもちろん、本人がしっかり納得するまで作業をしてくださいました。
星空のホームページにもあるように、「デントリペアでの仕上がりが、板金塗装以下であってはならない」とのことです。板金塗装は綺麗になるのは当たり前。そこまで費用をかけずに修理できる技術であるデントリペアの素晴らしさに、生貝さん本人も魅了されたそうです。
生貝さんはハイクオリティーへこだわりを持っていますので、私としては安心してお預けできました。
さあ、もう本格的に凹みがわからなくなってきました笑
でもまだまだと、職人技を光らせてくれていました。
仕上がり結果
お見積もり時は、工具が入らない、塗装が剥がれるかもしれないという不安がありましたが、終わってみたら新品同様の仕上がり!
すごい!
感動しました。
結果だけ見れば「綺麗になった。」ですが、工程をずっと見ていましたので、苦労と、技がここにあることを再認識しました。
凹みでお世話になりたくはありませんが、もしまた凹んでしまったら、星空さんに絶対行きます笑
スナップ写真
生貝さん「こんなに写真撮ってる方初めてですよ〜」
と言われました^^;
すみません、写真が好きなもんで笑 でも撮らせてくれてありがとうございます!
すぐにお持ちのiPhoneに写真を転送させていただきました。喜んでいただき、僕まで嬉しくなっちゃいました。
最後に
私の中で、デントリペアという修理は、跡が残ってしまう修理 というイメージでしたが、今回星空さんでお世話になり、完璧に凹みを直す修理方法ということを認識しました。
周りの人たちにも進めていきたいと思います。
カーリペアワークス星空さんでは、飛び石によるガラス修理も行っているようです。ガラスにヒビが入ってしまった方もお見積もりで見てもらうのも良いと思います。
飛び石について
施工前後で上の写真のように綺麗になるそうです。勉強になりました。
生貝さんありがとうございました!!!!
星空さんのホームページはこちら。https://crw-hoshizora.com/
本記事、最後までお読みいただきありがとうございます。